

COLUMN / 地盤を支える機械と技術
地盤改良機やドリルの役割を、一般の方にも分かりやすく解説します。
建物や構造物を支えるには、地盤の状態に合わせた改良工事が欠かせません。
その工事で使われる地盤改良機は、地中深くまで掘り進め、地盤を安定させるための重要な機械です。
地中に柱状の改良体をつくる工事や、軟弱な地盤を補強する工事などで使用されます。
その先端に取り付けられるドリルやスクリューには、地中の状態に応じた強度が求められます。

地盤改良機の先端部は、地中を掘り進めるため、摩耗や破損が起こりやすい部分です。
もしドリルが現場に合っていなければ、作業効率が落ちたり、部材が破損したりする可能性があります。
そのため、現場条件に合わせた製造や機械整備が欠かせません。

柔らかい地盤、粘土質の地盤、石が混じる地盤、海に近い現場など、地盤の状態は現場ごとに異なります。
鈴木工業所では、現場からの声をもとに、鉄板の厚みや先端形状、溶接方法を考えながら、より現場に合う部材づくりを行なっています。
見えない場所で、見えない安心を支える。それが私たちの仕事です。
現場から戻ってきた部材は、摩耗やコンクリート詰まりが発生していることがあります。
そのまま次の現場へ送るのではなく、補修・清掃・耐圧テストなどを行ない、安心して使える状態に整えます。
鈴木工業所の仕事は、完成した建物として目に見えるものではありません。
しかし、地盤改良機の整備やドリル製造は、建物やインフラを支える大切な工程の一つです。
地盤を支える機械を通して、社会の土台を支えています。